年とっても住み慣れたところで暮らしたい

■ 世の中にはどうにもならない事もあるんだけど・・・

 先日近所の一人暮らしになってしまった高齢の方のところに、近所の方二人と一緒にうかがいました。つい最近ご主人をなくされてまったく一人になってしまったのです。
 お年も90を越えているのですが、身体は思うようにいかなくてもお元気です。週一度のデイサービスと、週1回のホームヘルプサービスにささえられて暮らしているのですが、まだ住宅ローンが残っていたために、家を売却しなければならなくなりました。
 複雑な事情があるため特養を望んでいるのですが、、特養ホームにすぐ入れるような状況ではありません。地域包括センターの方や、役所の方に入ってもらっていろいろ難問を片付けてはいるのですが、なかなか埒があきません。
 年を取って一人きりになると、この国はなんて冷たいんだろうと思わざるをえません。年をとっても住み慣れたところで暮らしたい。こんな願いは届くのでしょうか。「無理」という答のほうが強くなってきました。
 近所の方が買ってきてくれたおすしを美味しそうに食べるのを見て、90過ぎて、自分の行き先がはっきりしないなんてどれほど心細いだろうと思うと涙が出てきてとまりません。一生懸命働いて、あの戦争もくぐってきたお年寄りが大切にされない社会は、いずれ私たちも大切にされないであろう社会です。
 電気代節約のために、電気も暖房も最小限しかつけず、じっと師走の寒さに耐えている高齢者に希望の新年がきてほしいと思わざるをえませんでした。
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by yoko_sato_jcp | 2007-12-30 23:09