あなたに似た人

■ 東京のお盆も終わりました

 タケルはまた手の届かないところに帰ってしまいました。
 選挙戦も後半戦に入ってきました。選挙中は候補者のことや選挙については詳しくかけないそうなので、今日は最近私がはまっている作家の小説について・・・それは重松清さんの作品です。
 短編ばかりですが、このところどこに行くにも文庫本を持ち歩き、読んでいます。人間の生と死に関するものも多く、「かげぜん」を読んだときは電車の中で涙が止まりませんでした。
 死んだ人はもういない、わかっていても求めてしまう・・・少し猫背で、ほっそりした若い人、キャップをかぶってTシャツを着た人、あなたに似た人を見ると、お母さんはついそっとついていってしまうのです。でもやっぱり違うって思うとき、言いようのない悲しい気持ちになるんだけれど・・・重松清さんは私の気持ちに深く入り込んで今5冊目の本を読んでいます。
 「その日のまえに」も切なかった。幼い子どものいる母親が、末期がんにかかり死を迎えるという作品です。
 私だったらどうするという問題を突きつけられました。私だったら現世に一杯未練を残しながら、それでも死はタケルの元にいけるということだから、あまり悲しいと思わないのではないのかな、とも思いました。あの世と、この世の境目がなければよいのに・・・重松作品読んでみてください。
[PR]

by yoko_sato_jcp | 2007-07-19 22:53