教育とはなにか?福祉とはなにか

訪問活動は現場の声を聞く機会になります

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 昨日は、朝一番で、共産党議員団と日本共産党町田地区委員会、古橋よしやす都議予定候補で市長に対しての「緊急要望」を提出しました。暮らし、福祉、教育、医療、環境、街づくり、地域要求など60項目を超えるたくさんの切実な要求です。
 しかしながら、市長は対応せず助役が要望書を受け取りました。
 
 その後忠生にある町田美術工芸館に向かいました。通称「美工」は知的障がい者の通所作業所です。町田の有名な干支(えと)の置物を作っています。
 一昨年から、指定管理者制度が適用され、町田育成会が指定管理者となり運営されています。市から派遣されている職員に話を伺い、現場を見せていただきました。
 ここでも障害者自立支援法がいかに実態とかみ合わないか、障がい者の自立を阻害しているかが語られました。市の施設であったときは工賃は一人当たり月3万円もあったのに、現在は、利益が上がった分しか払えないシステムになったため、一日当たり650円、月1万円程度になってしまったそうです。
 月22日通所して、利用料の負担は約9000円給食費が1万円。これでは働いても働いても自立とはほど遠いのが現実です。
 干支の置物。初めて製作しているところを見せていただきました。シリコンの型の中に石膏を流し込み固まったら取り出し乾燥させ、膠(にかわ)の中につけてから色付けをしてゆくのです。
 ことしは亥年。たくさんのいのししが作られていました。今年出生する赤ちゃんへの、市からのお祝いになるそうです。
 もう一つろうそくのキャンドル作りも美工ならではのものです。美しい押し花入りのキャンドルが作られていました。
 ここは歴史的にも古い施設なので、かなり年配の利用者も居られました。親亡き後のこの国の福祉はどうなっていくのだろう!心配は尽きません。

 お昼からはT中学校を訪問させていただきました。給食センターの仕出し弁当方式で始められた中学校給食を見せていただき、試食させてもらいました。
 メニューは豚肉のソテー、もやしと切干大根の炒め物、ジャガイモの和え物、はるさめ、牛乳です。(写真)
 ちょっと子ども達にはヘルシーすぎるかなという感じでしたが、この学校の半分以上の子ども達は給食を選択しています。教室の中は、持参弁当の子も給食の子も仲良くグループごとに食事をしていました。「おいしい?」ときくと「うん」という答えが返ってきました。
 自校方式でないため、センターで作って配送するためには、一旦冷まさなければならず、冷たいおかずしか食べられないのが残念です。
 そのあと校長先生と、学校選択性、学力テスト、給食、これから教育がどういう方向に向かっていくのかなど懇談しましたが、地域の教育力の大切さ、日本経済のひずみのもたらす格差の問題など校長先生の教育観をうかがうことができました。
 「いじめる子どもも、いじめられる子どもも学校にとっては守るべき子どもなんです。」という言葉が印象的でした。どの学校も、一生懸命子どもの成長や発達のために力を尽くしていることがよくわかりました。「居は人を作る・・・学校の中に子どもの居場所作りが必要なのです。」校長先生はそうおっしゃいました。

 ほんとにそうなんだよね。この国は子どもも障がい者も大切にしていない国なんだってつくづく思います。3月議会頑張りがいがあります。
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by yoko_sato_jcp | 2007-01-26 11:07