教育基本法「改正」案衆議院で強行採決。

道理のない強行採決は許せない。

 昨日、衆議院教育基本法特別委員会は、中央公聴会終了後、自民・公明など与党単独で採決を行い、特別委員会通過を図りました。
 書記局長、幹事長会談での、採決を前提とせずに公聴会を開催するとした与野党合意に反するもので、断じて許すわけには行きません。
 法案提出者の資格にかかわる、「やらせ質問」問題。高校の未履修問題。さらにいじめ自殺問題など痛ましい問題についても、文部科学省の責任と、関与をきちんと明らかにした上で、徹底審議が必要だという多くの人の意見が渦巻いているさなかの暴挙です。
 そして今日は衆議院本会議で、野党欠席のまま賛成多数で強行採決されました。こんな非民主的な、国民無視の暴挙が許されてよいのでしょうか。国会会期や、安倍総理大臣の外遊日程にあわせて採決に踏み切ったといわれていますが、本質は、これ以上法案の矛盾点が国民に明らかになる前に、数の力で通してしまおうというのが本音だと思います。教育の根幹にかかわるような大問題を、十分な審議も、公正な意見聴取もないままに数の力ですすめていくやり方は、まさにファッショというほかありません。
 昨日お訪ねした、ある方は、「日本がこの先どうなるのか心配。われわれの世代は良いけれど、孫達の世代に戦争が起きたらと思うと心配でいられません。」と話してくださいました。
 
 そんな緊迫した状況の中、今日は市議団会議の後、議員団でN小学校を視察させていただきました。
 学校の廊下は、子ども達の作品のギャラリーです。個性ある作品の数々を見るだけでも楽しいものです。今日の視察のメインは、情緒障害児童の通級学級を見せていただくことでしたが穏やかな校長先生のいじめ問題に対する考えの一端に触れ、救われた気がしました。
 若い先生に対する指導の観点が「いじめはゼロではない」からのスタートであること。いじめを見つけ出したところから始まるのだという考えに何かほっとするものを感じました。
 こういう考えに立てたなら、全国で起きている校長先生の自殺も防げたのに・・子どもも死なずにすんだのにと思いました。

 視察を終えて、障がい者の通所施設併設の喫茶店でコーヒーブレイクをしていると、息子の小学校時代の同級生だったSちゃんがお母さんと一緒にお店に入ってこられました。
 Sちゃんは先天的な障がいを持っていますが、元気に小学校に通い、公立中学の障害学級、養護学校の高等部を経て、今は障がい者通所施設でパンを作っているそうです。
 Sちゃんもお母さんも元気そうで、久しぶりにお会いしてとてもうれしい出会いになりました。
 障害者自立支援法施行でますます親亡き後の困難さが心配される状況は増すばかりです。市として出来ることは何か。もうじき12月議会です。頑張らなければ。
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by yoko_sato_jcp | 2006-11-16 19:51