死んではいけない!

文部科学大臣に手紙を送ったあなたへ

 8時過ぎに議会事務局からFaXが入りました。町田市の消印で伊吹文科相あての中学生と見られる手紙の内容を転載したコピーです。
 レポート用紙のような紙の罫線の上に書かれた文章は小学校でもいじめられ今も先生からいじめられている。11月13日~17日の間に多くの人のいるところビルの上とか駅とかで死をもっていじめを理解してもらいたいという内容でした。
 教育委員会はあわてて警察と連携をとったり、学校での対応を行っているところです。

 ”手紙を送ったお嬢さん(多分女の子だと思います)死んではダメ。あなたの命がいじめをなくすことなんかに役立ちはしないのです。あなたの後にもいじめられる子は続くでしょう。なぜなら、この社会が病んでいて、人を人とも思わない社会になっているからです。言葉でいじめはやめようといっても無駄なことです。いじめを作り出す温床をなくさない限り。
 つらい学校なんて行かなくてもいい。学校は夢を紡ぎだし、希望を語る場でなければならないのです。
 今そんなにつらいなら、学校にいかなくったっていいんだよ。長い一生の一時期学校だけがすべてじゃない。あなたはまだたった14,5年しかこの世に生きてこなかったのだもの。
 あなたのお父さんも、お母さんもこの世で一番大切に思っているのはあなたなんだよ。
 いじめをなくすのはおとなの責任です。あなたにつらい思いをさせてごめんなさい。おとなみんなが反省し、二度といじめがない学校や社会をつくるために頑張るから、どうか死なないでください。あなたの命より大切なものはないのです。
 おばさんの息子は、小さいときからアトピーや、ドモリがひどくて、いじめにあったこともありました。たまたまいい先生や、周りの人に助けられそれほど苦しまずにすみましたが大学を出ても就職できず、そのうち難病を患い、今年の2月、突然心臓が止まってあっという間に死んでしまいました。まだ33歳でした。
 一番死にたくなかったのは息子本人だったと思います。彼のカレンダーにはずっと先まで予定が書き込んであったからです。 
 死は二度と会えなくなるということです。あなたのお父さん、お母さんにそんな哀しい思いをさせないで。あなたの人生は、つらいばっかりの学校にいかなくったってちゃんとその先があるんですよ。
 命さえあればいつだって学校に行けるしあなたを理解してくれる人に出会うことが出来ます。どうか死なないでください。”

 このブログはお嬢さんの目に留まらないかもしれません。でもどこの誰とも分からないあなたに私が出来ることはこうして死んではいけないと書く事だけです。
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by yoko_sato_jcp | 2006-11-10 20:51