オーバーを脱いでみたら

やっぱり寒かった。

 朝の気温は8度。やはり寒いんだ。睡眠不足の頭で議会に向かいました。

 今日は、朝一で三輪のペット霊園を見に行くことになっていました。
 建設反対の方々がゼッケンをつけ、のぼりを立てて私たち9名の都市環境常任委員を出迎えてくださいました。初めて目のあたりにして、なるほどこのみどりなくして住環境は守れないと思いました。

 ペットの墓地は必要かも知れません。
 でも入り組んだ住宅地の奥、畠がひろがり、小高い里山がそこに連なる静かな土地に、ペットの遺体を焼く焼却場やコインロッカーのような(?)墓地はそぐわないのではないでしょうか。
 連担する山の向こうは寺家ふるさと村(横浜市)です。夏にはホタルが舞い、たんぼや小川の流れの美しいところです。

第一委員会室に戻ると、さきほどのゼッケン片手に、急いでみえたのでしょう。
 住民の皆さんが大勢集まってこられました。審査は後でしたから、その必死さに頭がさがります。
 請願は全員一致で採択されました。

でもやはり春なのです。

 ガラス越しに見える公孫樹や欅の細い枝先が一回りふくらんで芽吹くときを待っています。
桜のつぼみも重たげです。
 もう風は春色・・・

息子、建(たける)にとっての結(ゆい)

 先週の金曜日に、以前、「結」と言う障がい者の小規模作業所で建がパートとしてお世話になった同じパートやボランティアだった皆さんからお手紙と花かごが届きました。
 建の早過ぎる死を悼み、家族への慰めの言葉と結で建がどんなに皆さんに優しく接していただいていたかを思って、また涙が止まりませんでした。

 一人、建の遺影に向かい合うと「何でしゃべってくれないの、お母さんて呼んでよ」と声を出して泣いてしまうのです。

 33歳にもなる息子の写真の前には小学生のすきそうなものばかり並んでいます。
 ポッキー、ヤクルト、チョコパイ、紅茶花伝、シュウクリーム、小枝、サーたーアンダーぎー、蜂蜜の壜、おいしそうに食べる建の表情が思い出されます。

 結はもうありません。
 小規模作業所の運営がいかに大変か。結は大きな組織との合併を選ばざるを得ませんでした。
 でも利用者さんの胸にも、働く仲間の中にも、「結」と建は生き続けていくことでしょう。

 明日は春のお彼岸です。
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by yoko_sato_jcp | 2006-03-20 23:41